博多祇園山笠


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福岡市の博多区にある櫛田神社の例大祭で、博多どんたくとともに、博多を代表する祭りです。
(山笠は、氏子による神社へ奉納行事)

祭は7月1日から始まり、いろんな行事が行われます、7月15日の「追い山」がもっとも盛り上がり、メイン行事です。
(15日早朝、福岡市博多区の中心街約5キロを駆け抜け、タイムを競います)

*ホームページ
博多祇園山笠公式HP

【日時】
毎年7月1日~15日
(追い山は、7月15日)

【場所】
福岡市博多区


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【概要】
毎年7月1日から7月15日に行われる、福岡市博多区にある櫛田神社の例大祭。
(正式名は「櫛田神社祇園例大祭」)

鎌倉時代、博多で疫病が流行したとき行なった「疫病退散祈祷(承天寺の住職・聖一国師による)」が発祥とされている。
(それ以外にも、いろんな説が)

その後、「付け祭り」が豪華になり、「山笠」と呼ばれる山車がつくられる。
(現在では、この山笠がメイン行事となっている)
(山笠は、櫛田神社の氏子たちによる、神社へ奉納行事のひとつ)
(1トンを超える山笠を担いで、市中を走ります)

江戸時代になると、この山笠の「早さ」を競う「追い山」が始まり、祭りがより一層盛り上がるようになりました。
(当時の山笠は、高さ10メートル以上もある岩山笠。現在の飾り山)

時代が明治になると、街中に路面電車が開通し(路上に架線が張られる)、高い岩山笠は運行できなくなった。
(架線を切断してしまうため)
そのため、高い岩山笠は飾っておくだけの「飾り山」となり、運行には3メートル程度の「舁き山」を用いることに。
(現在は、高さ制限が緩められ、4.5メートルに)

15日早朝行われる「追い山」は、博多区の中心街約5キロを駆け抜け、タイムを競います。
(5キロを、28分~33分で駆け抜けます)
(7つの「流」が競い合います。流は町の単位)
    

ルートは、櫛田神社前→国体道路を東へ→東長寺前→承天寺前→東町筋を西北へ(海の方へ)→下呉服町で西南へ→大博通りを南東へ→冷泉町で西南へ→2つめの角を西北へ(海の方へ)→豊国神社前で西南へ→廻り止めへ(ゴール)。

また、元々の山笠である「飾り山」は、7月1日~14日、市内に多数(2013年は15基)建てられ公開されています。

<山笠行事スケジュール>
7月1日…飾り山笠一般公開
7月1日…お汐井取り(各流の当番町や役付きのお汐井取り)
(お汐井取り…石堂橋から箱崎浜へ向かい、筥崎宮を参詣。その後、櫛田神社を参詣します)
7月9日、お汐井取り(全員参加のお汐井取り)
7月10、11日…流舁き(舁き回りが行われます)
7月12日…追い山ならし(追い山に向けた予行演習が行われます)
7月13日…集団山見せ(福岡市中心部に山笠が乗り入れます)
7月14日…流舁き
7月15日…追い山(博多区の中心街約5キロを駆け抜けます)

(協力:くにゅーニュース

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